照明スイッチのカバーをモデリングして3Dプリントしてみました。
照明スイッチのカバーをモデリングして3Dプリントしてみました。
背景
トイレや玄関の照明を人感センサーのものに置き換えています。なんだかんだで3つも使っています (トイレ1, 玄関1, 廊下1)。
照明の頻度の少ないものに対してスイッチを切り替えるのは地味に面倒なので、かなり快適になります。玄関に至っては真っ暗でスイッチの場所がわからない... ということもあります。
人感センサーのライトは良いのですが、つい癖で照明のスイッチを押してしまいます。それを防ぐために養生テープで固定するのですが、これがダサい...
そこで3Dモデリングして3Dプリントしてみました。
3Dモデリング (Fusion 360)
環境
まずは例によって、環境からつくります。
ノギスで測って、スイッチ本体とプレートも作ります。
なかなか良い感じにできました。
照明カバー (全体版)
以下のモデルのように全体を覆うものを作ってみます。
できました。
が、スライサーに入れてみると4時間と80円かかるとのこと...
もう少し賢い方法を考えます。
照明カバー (部分版)
Thangsで漁ってみると、以下のモデルが見つかりました。
(これもさっきのもなぜかAustralianです。)
スイッチ部分をうまく挟み込んでいます。これは確かにスマートです。
これを参考にモデリングします。
かっちりハマってほしいのでプレートとのクリアランスは0.1 mmにしています。
断面解析してみると...
良い感じですね。
3Dプリントと設置
早速プリントします。こちらのモデルであれば 1時間と20円程度で済みます。
設置してみます。
一発成功!気持ちよすぎます!
他の場所にもつけてみます。
全体を覆うパターンだと穴を開けなければいけないので、やはりこのモデルの方が優秀です。
例によって3DモデルをThingiverseで公開しています。