サンコー ラクアのカゴを改造してみました。
はじめに
以前にもご紹介していますが、食洗機としてサンコー ラクアを購入して愛用しています。
先行事例
カゴに追加で網をつけてます。
シンプル。スマート。ローコスト。
これを参考にします。
DIY
まず網を用意します。セリアで2つ買いました。220円です。
錆びると嫌なのでステンレスの網を買いましょう。
(クロームメッキのものだと錆びてしまいました)
サイズは縦17×横23×高さ1 cmです。
1枚で済ますならこの辺りが良いかもしれません。
結束バンドも用意します。
固定方法は何でも良いですが、耐熱温度に注意した方が良いです。
この辺でも良いでしょう。
実際につけてみます。
まずカゴを取り外して裏を向けます。
網をつけるポイントとしては、足がついている方をカゴの内側に向けることです。
トレー用の網なので、浮かすために足がありますが、そちらをカゴの外側に向けてセットすると下部の回転部に接触して回転しなくなってしまうことがあります。
17 cm x 2 だと少しはみ出るので、真ん中をオーバーラップさせています。
これでセットしてみます。
このあと、洗浄させてみましたが、無事稼働していました。
まとめ
サンコー ラクアのカゴが粗すぎて食器が落ちるので、落下防止にセリアのステンレス網をセットしました。
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Microsoft Designer Bluetooth Mouseの左クリック不調を直してみました。
テープカッターをリミックスしてサポート不要にしてみました。
テープカッターをリミックスしてサポート不要にしてみました。
既存のモデル
もともとのモデルは以下です。
色々なモデルでお世話になっているCyberCyclistさんのClip Tape Cutterです。
サポート不要でできるので、かなりお手軽です。
しかしながらテープが滑り落ちることがあります。
過去の記事でもよく見ると緑色の養生テープがずり下がっています...
そのずり下がり問題を解決したのが以下のモデルです。
もともとの後方の輪ゴムだけでなく、前方にも輪ゴムをつけてずり落ちないようになっています。
しかしながらこのモデル... サポートが必要になってしまっています。
サポート絶対につけたくないマンなので、なんとかしたいです...
そうだ!リミックスしてみよう!
リミックス
ダウンロードしたSTLファイルをFusion360で開きます。
(「開く」->「マイコンピューターから開く」)
サイズが10倍ぐらいになっているので、1/10にします。
(「メッシュ」->「修正」->「メッシュを尺度指定」)
メッシュのままだと扱いにくいのでソリッド化します。
(「メッシュ」->「修正」->「メッシュを変換」)
まずは上側のパーツから修正します。
45度の角度ならサポートなしでプリントできるので適当に三角形を描きます。
押し出して、適当にフィレットをつけます。
(ちょっと不格好ですが...)
)。
もうひとつの下側のパーツも、既存のフックをトレースするようにスケッチを描きます。
(シンメトリーにするために、こっちも三角形にしても良かったかも)
こちらも押し出してフィレットをつけます。
すべてベッドにつくようになるので、サポートいらずになります。
完成したので3Dプリント用にSTLファイルを出力します。
実は3つのパーツに分かれていますが、上側のパーツとリングは一緒にプリントしたいので、下側のパーツだけ非表示にして「メッシュとして保存」で出力します。
サポートなしで、プリントしてみます。
問題なくプリントできているようです。
モビロンバンドを2つつけて... 完成!
ガムテープをつけてみます。ちゃんとずり落ちないでホールドしてくれています。
3Dモデル
今回作成したモデルは例によって、Thingiverseで公開しています。
まとめ
テープカッターをリミックスしてサポート不要にしてみました。
STLファイルをインポートして、45度の角度をつけたり、ベッドに接地するように修正することでサポートレスにできました。
ちなみに普通のセロテープなら以下がオススメです。きれいに切れます。
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ダイソーのワイヤーネット用フックをリミックスしてみました。
ダイソーのワイヤーネット用フックをリミックスしてみました。
既存のモデル
ダイソーのワイヤーネットは非常に便利で、小物を整理するのにバッチリです。
フックはCyberCyclistさんの以下のモデルを3Dプリンターでプリントして使っています。
色々なものをぶら下げることができますが、フックの幅が10 mm固定で小さい穴には通せません。
そこでスライサー上で縮尺を変更してみます。なんだか行けそうな気がします。
プリントしてみて、つけてみると... 割れました。
どうやらワイヤーに引っ掛ける方のメカニズムはかなり繊細なようです。
少しの改造で普通に使えそうなので、リミックスしてみます。
リミックス
Fusion360用のf3dファイルで公開して下さっているので、それをダウンロードして、Fusion360で開きます。
よく見るとアシンメトリーの構造になっています。
45度の角度をつけてうまくサポートレスにしています。かなり参考になりますね。
Remixしたものも、サポートレスにしたいので、ベッド側ではない方を削ります。
適当に矩形を描画して、押し出しで切り取ります。
3Dプリントしてみます。
ワイヤーネットに装着。問題ないですね。
オリジナルとの比較です。まぁ削っただけなので、ほぼほぼ同じです。
まとめ
ダイソーのワイヤーネット用フックをリミックスして、細いフックを作ってみました。
例によってThingiverseで公開しています。
元のモデルのライセンスが、Creative Commons - Public Domain Dedicationなので、その精神にならって同じライセンスで公開しました。
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カスタマイズ可能な延べ板ハンコをOpenSCADで作って、3Dプリントしてみました。
はじめに
とある事情から役所向けの書類 10枚以上に名前、住所、電話番号などをひたすら書かなければいけなくなりました。
なんて先進的な国なのでしょう。
愚痴ってもしょうがないので、エンジニアリングで解決します。
Webで調べるとスタンプを押して、その苦境を乗り越えている人もいるようです。
なるほど、ではスタンプを3Dプリントしよう。
3Dプリント
適当にThingiverseで漁ると良い感じのモデルが出てきます。
OpenSCADでカスタマイズできるのでピッタリです。
フォントが日本語非対応なので以下の記事を参考に変更しました。
プリントしてみますが、印影がろくにでない...
ゲッソリしてぼやきツイートをしてみると、ちゃたろう (@ichizendad) さんから良いアドバイスを頂きました。
個人的にはPLAでアイロニングしてプリントした後に、目の細かい紙ヤスリで平面を整えたほうが印影は綺麗に出ると思います。
— ちゃたろう (@ichizendad) 2022年3月28日
TPUだとどうしても後処理で平面出しにくのでなかなか綺麗にはならないと思います☺https://t.co/oCYw0c1mSj
なるほど!
自分はアイロニングどころか、印面がxy平面にきていませんでした。
今のモデルだと、ハンドルが邪魔なので、延べ板状に変更します。
そこでプリントしてみると、文字が中途半端!
どうやら細すぎる構造は刷ってくれないようです (当たり前?)
細いノズルを変えても良いですが、面倒なのでフォントをBoldに変えて太字にします。
プリントして、アドバイスどおり、紙やすりで研磨しました。
このあたりを使えば良さそうです。
サンディングスティックはこのモデルを使いました。
今回の目的である住所などのスタンプはガッツリ個人情報でお見せできないので、「OK」という文字列のスタンプをプリントしてみました。
左が研磨前で、右が研磨後です。
良い感じに印影が出てますね。
このシンプルな文字と短い文字列だとあまり恩恵が感じられませんが、
住所のような複雑で長い文字だとかなり有効です。
一旦インクをつけてスタンプした後に研磨すると、どこが研磨できたかが分かりやすいです。歯磨きのプラークチェッカーと似てますね。
まとめ
カスタマイズ可能な延べ板ハンコをOpenSCADで作って (リミックスですが)、3Dプリントしてみました。
ポイントをまとめます。
- 印面をxy平面にする
- アイロニングする (CuraであればEnable Ironingにチェック)
- Previewでちゃんと文字がプリントされそうか確認する
- 紙ヤスリで研磨する
例によってThingiverseで公開しています。
元のモデルがShare-Alikeなので、Creative Commons - Attribution - Share Alikeで公開しました。
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ゆうパケットポスト発送用シール用に4 cmの厚さ測定定規を3Dプリントしてみました
ゆうパケットポスト発送用シール用に4 cmの厚さ測定定規を3Dプリントしてみました。
ゆうパケットポスト発送用シール用
メルカリ愛用者の自分にとって、最近のビッグニュースは「ゆうパケットポスト発送用シール」の登場です。
今まではクリックポストを使っていました。
34 cm x 25 cm x 3 cm、1 kg以内であれば、185円で発送でき、
ラベルをプリントアウトして貼り付けて郵便ポストに投函するだけなので、かなり便利です。
ゆうパケットポスト発送用シールは更にその上を行きます。
3辺合計60cm以内、長辺34cm以内、かつ、郵便ポストに投かん可能なもの(重さ2kg以下)
と上位互換です。
シールの値段を含めて送料220円であり、クリックポストと比べて35円高くなりますが、ラベル印刷不要、匿名配送可能となります。
さらに郵便ポストの投函口のサイズは4 cmなので、4 cmの厚みのものが投函可能となります。かなり革命的です。
詳細は以下が分かりやすいです。
厚さ測定定規
ついに3 cmの壁を突破できるようになりましたが、些細な問題が浮上します。
4 cmの厚みをどう測ろう...
小さなものであればノギスでOKですが、大きいものだと難しいです。
百均で買った厚さ測定定規だと3 cmまでしか計測できません。
Amazonでも売ってますね。
厚さ測定定規を買う前は、ダンボール製の自作定規を使っていましたが、今は3Dプリンターがあります。3Dモデリングして、3Dプリントしてみることにします。
Fusion 360で適当にモデリングします。
目盛りが面倒くさそうな気がしましたが、矩形状パターンを使えば簡単です。
プリントしてみます。
Creality Ender 3 V2なのでベッドサイズが220 mm x 220 mmしかありません。
斜めに配置してプリントします。割とギリギリでした。
Enable Ironingにチェックをしたので少し長くなっていますがそれでも2時間強です。
できました。良い感じです。
早速通してみます。厚みを2 mmにしたので、割とがっちりしています。
文字を凹にせず、凸にして墨入れしても良かったかもしれませんが、モノを通すだけなのでまぁ良いでしょう。
これでメルカリライフが捗りそうです。
ゆうパケットポスト発送用シールは、メルカリだけでなく、ラクマ、ヤフオク、PayPayフリマでも使えるようです。便利ですね。
例によってThingiverseで公開しています。
ライセンスはCreative Commons - Attribution - Non-Commercial - Share Alikeです。
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Fusion 360が起動しない謎な問題を謎な手段で解決しました
3Dプリンティングするために、3D CADソフトであるAutodesk Fusion 360にお世話になりまくっています。
しかし、PCを買い替えてから、どうも調子が悪いです。
Windows 11のせいでしょうか?謎です。
症状
症状としては、
起動→スプラッシュ画面が出る→作成画面のグリッド等が部分的に表示される→無言で落ちる
というような感じです。
エラーが出てくれれば多少対処できますが、何も出ないのでよくわかりません。
適当に検索すると公式ページが出てきます。
症状もかなり似ているのでこれで良さそうです。
これに従って、再起動やら、xmlファイル削除やら、グラフィックドライバーを更新やら、アンチウイルスソフトの設定変更やら色々しましたが、全くもって効果がありません。
再インストールして復活しましたが、しばらくすると再発します。
また再インストールか... とげんなりしてしまいました。
解決手段
藁にもすがる思いでTwitterで検索してみると以下のような投稿がありました。
fusion360、ntdll.dllのエラーで起動時に落ちるんだけど、Fusion 360 Client Downloader.exeを実行中だと起動に成功する そんなことある?
— Yoh Akiyama (@gutugutu3030) 2022年2月19日
んな馬鹿なと思いつつ、ダメ元でやってみると起動するじゃありませんか!
嬉しすぎてツイートしてしまいました。
Fusion 360 Client Downloader.exeを同時に立ち上げるとFusion360を無事起動できるという記述がどこかにあったので、試してみるといけた... なぜ?
— アルンドロン (@arundolon) 2022年2月22日
Fusion 360 Client Downloader.exe実行で余計なファイルを削除したりしているのでしょうか?とにかく謎な手段で解決できました。
わりかし再現性もあるようで他にも報告がありました。
横着してFusion360アンインストールせずに以前落としておいたFusion360 Client Downloaderを起動したらセットアップ中に起動したぞ…?
— ねξび (@nevi34x) 2022年3月2日
まとめ
Fusion 360を起動しても、すぐ落ちる問題を
Fusion 360とFusion 360 Client Downloader.exeの同時起動で解決しました。
この謎な解決手段についてまとめられている記事がなかったので書いてみました。
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